飛ばせ!イチロー「左打者天国」ヤンキー・スタジアム

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ヤンキー・スタジアム
中堅:約124.4m
左翼:約96.9m 右翼:約95.7m
左中間:約115.5m* 右中間:約107m*
本塁後方:約15.8m*
グラウンド面積:約11,909m²*
*イラストをもとに算出

ヤンキー・スタジアムの大きさを他の野球場と比較する

随分と間隔が空いてしまいましたが前回のセーフコ・フィールド
回で予告していたように今回はニューヨーク・ヤンキース、そして
イチローの新たな本拠地でもあるヤンキー・スタジアムについてです。

さてヤンキー・スタジアムといえばアメリカのみならず、
世界の野球の象徴と言ってしまっても良い存在の野球場ですが、
建造物としては実は2代目。1923年に作られた以前の
旧ヤンキー・スタジアムの老朽化に伴い新ヤンキー・スタジアムが
新たに建設されたのが記憶にも新しい2009年のこと。
この新旧二つのヤンキー・スタジアムは本塁から中堅、両翼、
左右中間(最深部の位置は違いますが)などの距離が同じで
一見『似たような』ふたつの野球場なんです。

ただ距離の数値は同じであっても新ヤンキー・スタジアムの
外野フェンスの形状は旧とは似て非なるものに仕上がっていました。
重ね合わせて比較してみると新の右中間のフェンスはかなり
前にせりだしてきていることがわかります。

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新旧ヤンキー・スタジアムの大きさを比較する。
※リンク先のダウンメニューで『ヤンキー・スタジアム』を
選択してください。

イラストをもとに計測した新の右中間の本塁からの距離は約107mで
これは日本におけるホームランがでやすい野球場の代表格
東京ドームの右中間110mよりもさらに短いということになります。
事実この新ヤンキー・スタジアムは『左打者天国』として知られており、
左打者によるホームランの乱発がゲームを壊すとそれはそれで
問題になっちゃたりもしているそうですが・・・

イチロー ニューヨーク・ヤンキース・デビュー記念(MLBフォト)
イチロー ニューヨーク・ヤンキース・デビュー記念(MLBフォト)

先日ヤンキースに電撃移籍したイチローはもちろん左打者。
アメリカでは短距離ヒッターと揶揄されることもある彼ですが、
日本では本塁打のタイトルを争ったこともありますし、なにより
先日のピンストライプのユニホームに袖を通してから初めて放った
メジャー通算100号のホームランからもわかるように打球をスタンド
まで飛ばす十分なパンチ力を備えた選手なので日本人ファンとしては
ヤンキー・スタジアムでホームランを量産する強打者イチローの
存在を再認識するという点において期待せざるを得ませんね。

さてさて、巷ではロンドンオリンピックの話題でもちきり。
正直のところ若干影の薄くなっている日米野球界ですが
8月に入り優勝争いが激化していくおもしろい季節になってきました。
実のところ管理人自身も連日のオリンピック観戦で野球力が落ちてきて
いるのを実感してはいるので、ここは改めて心を引き締めて野球を、
そして野球場を熱く暑く追っかけていきたいとおもいますので
このブログおよびYAKYUJO.comアーカイブサイト共々
なにとぞよろしくお願いします!

でわでわ。


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