後楽園球場→東京ドーム→築地スタジアム?

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中堅:120.8m*(公称120m)
両翼:87.8m*(公称90m)
左右中間:110.1m*
本塁後方:19.4m*
*イラストをもとにプログラム算出

後楽園球場の大きさを東京ドームなど他の野球場と比較する

今回は今週末(8/31〜9/2)に再度行われるセ・リーグ6球団
による合同イベント「レジェンドユニフォームシリーズ」
巨人が原監督入団年である1981年の復刻ユニホームを
着用して試合に臨むことを記念して当時の本拠地である
後楽園球場(以下、後楽園)についてです。
前回のナゴヤ球場に引き続き昭和の野球場シリーズですね。

巨人の本拠地としてのイメージが強い後楽園ですが、
もともとは後楽園イーグルスの本拠地として建設され
その他この野球場を本拠地として使用した球団は
国鉄(現ヤクルト)、中日(フランチャイズ制確立前)、
毎日、大映そして日本ハム(東急時代から)、巨人と
実に7球団。まさに日本プロ野球の中心だった存在です。

そんな日本プロ野球を牽引してきた後楽園は純粋に
野球場としても常に最新であり人工芝やスコアボードの
電光掲示、外野フェンス際のウォーニングゾーンの色分け
などを初めて導入したのはいずれもここがが日本初。
ここらへんが球界の盟主を自認する巨人の本拠地として、
また流行に敏感で新しいもの好きな東京の野球チームの
本拠地といった感じ。そういえば後継の東京ドーム
日本で始めてのドーム野球場ですね。

今から25年前の1987年にその役目を終えた後楽園ですが、
その後の24、25年間はその東京ドームが歩んできた歴史でも
あります。ちなみに東京ドームの屋根に使われている
特殊加工を施した布の耐久使用年数は20年以上ということ。
うーん、「以上」という表現が気になりますがこれって
大丈夫なんでしょうか。
東京ドームのモデルとなり同じく空気膜構造の屋根を持つ
かつてのミソネタ・ツインズの本拠地アメリカ、ミソネタ州
ミネアポリスにある、ヒューバート・H・ハンフリー・メトロ
ドームはオープンから28年目の2010年12月に降り積もった
雪の重みに耐えきれず天井が崩落してしまったそうです。
この原因に老朽化も影響を与えているかはわかりませんし
もちろん東京はミネアポリスのような豪雪地帯ではないので
工法が同じというだけでは同じ結果になるとも思えませんが
調べてみると東京ドームの天井を張り替えたなどという
記録は残っておらずやはり少し老朽化が心配です。

しかし改修するのであればいっそ新球場を作ってしまえば
良いという話も内外にあるそうで、
桃井恒和(読売巨人軍オーナー兼社長)のインタビュー
によるとオーナー自身がまんざらでもないご様子。
記事によると『築地市場移転の跡地。自治体が土地を
用意してうちが球場をつくるならありうる』とのこと。

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築地ですか。
ここで言う自治体とは東京都のことでしょうか?
であればこの話なくはないんじゃにかと個人的には
思っています。
2014年もし本当に築地市場の豊洲移転が実現となれば
都としてはその跡地を2020年に招致を目指している
東京オリンピック開催時のプレスセンターとしての
有効活用を考えている模様。
しかしこの案もブラジルのリオデジャネイロに敗北した
2016年の招致活動時の案をそのまま流用したにすぎず
新たに東京ビッグサイトをプレスセンターとする動きも
あり非常に流動的な気配がします。

であるならばいっそ築地に建てましょう、巨人の新本拠地を。
ただ都としても意味もなく広大な築地跡地を差し出すわけも
ありませんから何かしらの理由が必要となってきますよね?
ここで管理人の考えるカードが野球のオリンピック種目復活です。
ご存じのように2008年の北京オリンピックを最後に正式種目から
外されてしまった野球。この夏日本中が熱狂した
ロンドンオリンピックに野球が種目がないことに不完全燃焼だった
野球ファンも少なくないんじゃないかと思います。
世界的に見て残念ながら現時点では競技人口の少ない野球が
正式種目から外されてしまったのはしょうがないことだとは
認識しています。ただ野球が2020年東京オリンピックが決まった
あかつきには開催国として再び野球を正式種目に押し上げるための
活動に本腰を入れることができるのではないでしょうか。

2020年東京オリンピック関連施設および 巨人新本拠地に関する構想案,YAKYUJO.com話は巨人の新本拠地に戻ります。
まとめると2020年にオリンピックが東京に決まり、晴れて野球が
正式種目として復活した際には会場となる野球場を都が用意した
市場跡地に建設費を巨人がもって建ててあげれば良いという話です。
もちろんオリンピックが終わったあとは巨人がそこを本拠地として
使うので最近のオリンピック開催都市の課題でもある大会後の施設の
2次利用に都は頭を悩まずにすみます。
逆に前述の東京ドームの耐久年数の話からすれば2014年の築地移転が
完了後、すぐにでも新スタジアムの建設に着工し2020年以前に
巨人が本拠地を築地に移転してオリンピックの時に貸し出すという
考えでも良いですね(さすがに自国開催のオリンピックとなれば
NPBも期間中はシーズンを一時中断するでしょう)。
後者であればいっそプレスセンターを水道橋の東京ドーム跡地に
設置しても良いです、メイン会場を国立競技場とするなら
東京ビッグサイトのある有明よりずっと近くて都心ですから。

なーんてオリンピックのなんたるかも経済の話も良く理解
していないながらに妄想爆発の話になってしまいました。
しかしやはり言えるのは球界の盟主たる巨人にはやはり時代を
象徴するような立派な野球場を本拠地にしていただきたいという点。
管理人は特に巨人贔屓でもないのですがこれは切なる思いです。
やはり良くも悪くも巨人が先頭に立っていないと日本の野球界は
もりあがってきませんからね。
あわせて野球のオリンピック種目復活の話。これも是非にIOC
はじめNPBも本気になって取り組んでいただきたい事案です。
今回書いたことが机上理論のままうまくいくことはありえなさそう
ですが少しでもこんな未来になれば良いかなと願っています。

でわでわ。


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  1.  後楽園球場の広さですが、断言はできないのですが、両翼は81mあるかないか位でしょうか。アンチ巨人でもないのですが、子供の頃、後楽園球場の航空写真があったので、両翼を物差しで図ったことがあります。すると、塁間(27m)の3倍あるかないか位でした。兄が冗談半分に云っていた事が現実になりました。
     でも、当時は甲子園や神宮球場を除いてた球場は、同じような広さだったでしょうから、後楽園球場の広さだけをどうのこうのいうのもおかしい気もしますが。
     この事を巨人ファンに話したら、涙ぐんでました。王さんの世界記録が大騒ぎになってた頃なので、巨人ファンでなくともショックでした。嗚呼、大人の世界って複雑なんだなって痛感したのを思い出します。それに、追い討ちをかけるようで悪いのですが、イラストのように左中間右中間の膨らみは殆どなかったと思います。
     既に過去の事なので蒸し返すつもりもないのですが、今となってはとても懐かしいです。とても興味深いサイトで、楽しませてもらってます。一昔前はこういった興味深い優れたサイトが多かったです。

  2. 3年の月日が経ちましたがオリンピックの野球競技復活は確定的ですね。巨人の次代の本拠地球場も築地に新球場かオリンピックスタジアムの改造か、少しずつ動いてきそうな予感もしますし非常に楽しみですね

  3. オリンピック開催競技は、立候補都市・開催都市に関係なく、前もって決定されます。仮に東京での開催が決まったとしても、野球競技の復帰はありません。野球に関しては、削除に当たってIOC自らが詳細な比較レポートを出しております。そこで指摘されたことが一つでも改善されたかどうか。お調べになってはいかがでしょうか。

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