日本人選手に不思議と縁があるメジャーのヘンテコ野球場 前編

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フェンウェイ・パーク
所在地:マサチューセッツ州ボストン
中堅:約118.9m
左翼/右翼:約94.5m / 約92m
左中間/右中間:約101.6m* / 約114.1m*
本塁後方:約16.8m
グラウンド総面積:11,492㎡*
*イラストをもとに算出

フェンウェイ・パークの大きさを他の野球場と比較する

改めてあけましておめでとうございます。
本年度もYAKYUJO.comをよろしくお願いいたします。
さてさて2013年、今年の野球界の最大のイベントは
もちろん3月に開催されるWBCなのですが
日本球界では日本ハムファイターズの大谷翔平をはじめ
多くの有望な新人選手が新たに加わり楽しみの限りです。
またメジャーでも今年はじめて海を渡る人、また移籍で
新天地でのシーズンをむかえる人など様々です。

そんなわけで2013年、メジャーでプレーをする日本人選手の
本拠地をまとめてみようかなと思ったんですけど
なにやら日本人の感覚からすると変わった形状の
ひとクセ、ふたクセある野球場が多くないですか?

まずは冒頭のイラストにもある、
ボストン・レッドソックスの本拠地、フェンウェイ・パーク。
こちら昨シーズンから引き続き田澤純一の本拠地ですが
今シーズンは新たにテキサス・レンジャーズから移籍してきた
上原浩治も加わります。またかつては現在FA中の松坂大輔や
岡島秀樹が主戦場としていたことでも有名ですよね。

フェンウェイ・パーク最大の特徴はやはり何と言っても
左翼から中堅まで高くそそり立つ最大11.3mにも及ぶ
外野フェンス、通称「グリーン・モンスター」でしょう。
(YAKYUJO.comでは平面図での野球場紹介のため、高さを
表現できておらず恐縮ですが・・・)

そのネーミングや現在メジャーの本拠地として使用される
最古の野球場(1912年オープン)としての歴史も相まって、
変形野球場といえばここという知名度を誇る野球場です。

余談ですが管理人がここを知ったのは今から20年以上も前に
ファミコンの野球ゲーム「ファミスタ」をプレーしたとき。
このゲームで使用する野球場の中に収録されている
「ふぇいふぇい球場」。これがフェンウェイ・パークを
モデルにして作られており当然グリーン・モンスターも
再現されているのですが、当時はアメリカの野球の知識などは
あまりない小学生だったのでこんなふざけた外野フェンスがある
野球場はゲーム用の架空で作ったものばかりと思っていましたが
少ししてそれがまさか実在の野球場だった知ったときの衝撃は…
今にして思えばこのことが管理人が「野球場」というものへの
興味を持ったきっかけだったかも知れないですね。

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リグレー・フィールド
所在地:イリノイ州シカゴ
中堅:約121m*
左翼/右翼:約108.2m / 約107.6m
左中間/右中間:約108.4m* / 約110.2m*
本塁後方:約16.8m*
グラウンド総面積:11,638㎡*
*イラストをもとに算出

リグレー・フィールドの大きさを他の野球場と比較する

続いてはメジャー初挑戦となるシカゴ・カブス
藤川球児の新たな本拠地リグレー・フィールドです。
こちらも逆に今シーズン阪神タイガースへ移籍し
日本球界へ復帰した福留孝介が2008年から2011年まで
活躍した舞台としておなじみですね。

前述のフェンウェイ・パークのメジャー最古に次いでこの
リグレー・フィールドがメジャーで2番目に古い野球場と
なります(1914年オープン)。
ここは変形野球場もここに極まるといった感じの形状で
特に大きく窪んでいる左翼と右翼にまず目がいきます。
そしてこの野球場は中堅と本塁後方のそれぞれの最深部が
センターラインから外れているので非常に歪な形ですね。

またフェンエイ・パーク同様に外野フェンスにも特徴があって
全面にツタが覆い茂っておりプレー中このツタにボールが
絡まると特別ルールでエンタイトルツーベースになるのだそう
って三角ベースかよっ!自由すぎだろアメリカ・・・
というか、これがベースボールの本質なんでしょうね 。

もうひとつのおもしろエピソードとしてオープンから1988年まで
オーナーの意向や周辺環境への配慮など様々な理由でナイター
での試合が行われなかったということ。
また現在でもナイターの試合数はシカゴ市議会によって制限が
されていてデーゲームの数が非常に多い野球場となっています。

その他にもいまだに手動での回転式スコアボードを採用している
などここリグレー・フィールドはアメリカの「ベースボール」の
全てがつまっている象徴的な野球場だと管理人は思っています。

長くなったので続きは後編

でわでわ。


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