上毛新聞敷島球場
所在地:群馬県前橋市
中堅:122m
両翼:99.1m
左右中間:115.9m*
本塁後方:18.3m*
グラウンド総面積:12,795平方メートル*
*イラストをもとに算出
前回にひき続き今回も2013年公式戦が開催される
地方球場(6月中編)です。
まずは冒頭にある群馬県前橋市にある上毛新聞敷島球場。
1932年開場の非常に歴史のある野球場ですが
改修やリニューアルに積極的でもあります。
近年の最大の改修は2010年に行われた外野の拡張工事
およびフィールドシートの設置ですかね。
プロの本拠地でも一大ブームとなっている
フィールドシートをいち早く取り入れ
一般的にファールゾーンが広いという地方球場のイメージとは
異なる独自のシルエットが非常に特徴的です。
そんな上毛新聞敷島球場で行われる今年の公式戦の日程は
6/21(金)読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ
2011年以来2年ぶりの巨人戦開催ですね。
そういえば巨人は地方球場での公式戦開催が多いイメージで
数えて見ると確かに多く今シーズンは7試合を地方球場で
主催試合開催を予定しています。
※平均は4.08、最多はヤクルトの8、最少はロッテ、オリックスの0
昨今のテレビ中継撤退の流れの中で巨人自ら積極的に地方都市で
ファンを獲得していくんだという姿勢は感心ですね。
長野オリンピックスタジアム(長野市営南長野運動公園野球場)
所在地:長野県長野市
中堅:122m
両翼:99.1m
左右中間:115.9m*
本塁後方:20m*
グラウンド総面積:14,064平方メートル*
*イラストをもとに算出
続いて長野オリンピックスタジアム
こちらはご存じ1998年に開催された
長野冬季オリンピックのメインスタジアムを閉幕後
野球場として改修した異色のスタジアムです。
2004年オフに沸き上がったいわゆるプロ野球再編問題では
楽天新球団の本拠地候補としても取りざたされましたが
結果この計画は頓挫、しかしその後も継続して公式戦が
開催されていますね。
先ほど地方球場の特徴としてファールゾーンが広いと
書きましたがもう一つの特徴としては外野天然芝の
野球場が多いという点もあげられますね。
しかしこの長野オリンピックスタジアムは
全面人工芝が敷かれています。
近隣県のHARD OFFECOスタジアム新潟や
富山市民球場アルペンスタジアムも同様に人工芝の
フィールドですがやはり寒冷で雪の多い地方に近年作る
野球場はコスト面を考えても天然芝の導入を見送って
しまいがちですよね。
それでは日程です。
6/21(金)横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース
巨人に劣らずDeNAも地方球場での主催試合開催に
とても積極的です(6試合)。
昨年は九州地方と甲信越地方での
主催試合開催を多く行っていたんですが
今年は甲信越一本にターゲットを絞ったのかな?
いずれにせよまだまだ生まれたばかりの新球団
どんどん地方で試合を行って新たなファンを
開拓していってほしいものです。
郡山総合運動場開成山野球場
所在地:福島県郡山市
中堅:122m
左翼/右翼:100.7m/101m
左右中間:117.3m*
本塁後方:18.6m*
グラウンド総面積:13,510平方メートル*
*イラストをもとに算出
今回の最後は郡山総合運動場開成山野球場(以下、開成山球場)
今年はオールスターゲームも含め全4試合が福島県での開催が
予定されているんですがここもそのひとつ。
直近の試合日程は以下の試合ですが
6/21(金)東北楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークス
8月にも
8/6(火)横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ
が予定されています。
この試合はDeNAにとっては福島県出身である中畑監督の凱旋試合、
巨人にとっては主催こそDeNAですが3年連続となる
開成山球場での公式戦ですね。
7/10に福島市の福島県営あづま球場で行われる巨人対ヤクルト戦、
7/22にはいわき市のいわきグリーンスタジアム行われる
オールスターゲームと合わせて野球でみんなが少しでも元気に
なれることを祈ってます。
さて今回の中編は以上の3球場を紹介させていただきました。
次回の2013年公式戦が開催される地方球場(6月後編)は
・富山県富山市の「富山市民球場アルペンスタジアム」
・石川県金沢市の「石川県立野球場」
・静岡県静岡市の「静岡県草薙総合運動場硬式野球場」
を取り上げますのでこちらも楽しみにしていてください。
でわでわ。