今回は前回紹介した東京ドームと阪神甲子園球場にまつわる各種
データを中心にこのふたつの野球場の比較をしていきたいと思います。
まずは両野球場のイラストを重ね合わせてみました。
改めて見てみると左右中間の深さの差は歴然ですね。
阪神甲子園球場のホームベースから左右中間までの
長さは118m(非公称)、対して東京ドームは110mとその差は実に
8mで、これがそのまま2011年に両野球場で飛びだしたホームラン数と
本塁打パークファクターの差につながってきています。
またフェアゾーン面積は700㎡ほど阪神甲子園球場の方が大きいという
結果です(管理人独自調べ)。700㎡というとテニスコート約2.7面分に
相当する面積なのでこの差は本塁打以外の長打のでやすさという点から
見て大きいでしょうね。
逆にファールゾーンの広さに違いがあまりないのは意外でした。
東京ドームがフィールドシート設置した2005年以前であれば
阪神甲子園球場の方がファールゾーンは狭かったということになります。
管理人的にテレビや現地で見る分には圧倒的に東京ドームの
ファールゾーンの方が狭い印象なのですが、これはひとえに屋内野球場と
屋外野球場の違いからくる錯覚なのかもしれないですね。
このようにして実際ふたつの野球場を比較してみると今までわかって
いたことの確認もさることながら、新しくわかったこともあってとても
おもしろいですね。今後も野球場の紹介の数が増えていき、
「ここ」と『ここ』を比較してみたい!
というのがあればまたやってみたいと思います。
でわでわ。
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