岩手県営野球場
中堅:122m 両翼:91m 左右中間:115m※
グラウンド面積:13,383m² ※
※イラストをもとに算出
昨日の坊ちゃんスタジアム(松山中央公園野球場)に引き続き
今回は明日7/23、マツダオールスターゲーム2012 第3戦の
開催地である岩手県営野球場についてです。
この野球場良いですね〜
ポール際の外野フェンスが拡張工事を行なう前の
明治神宮野球場を彷彿とさせる急速に切れ込んでいくカーブが
管理人が大好物な形状のひとつです。
中堅の距離と両翼の距離の差が30m近くになるとこの美しい
カーブの形状が現れてくるのですが、昨今の野球場の大型化に
伴いプロ野球の試合が行なわれるフランチャイズ野球場では
なかなかお目にかかれないしろものになってきてますね。
さてこの岩手県営野球場ですが、過去10年間に行なわれた
プロ野球開催数は15試合。今シーズンも7/31に
東北楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークス戦、
8/29には読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦が行なわれる
プロ野球にとってはおなじみの野球場なのですが管理人に
とってはどうも高校野球の舞台としての印象が強いですね。
と言うのも現西武ライオンズの菊池雄星投手、彼の出身高校が
言わずと知れた岩手の花巻東高校で、阪神甲子園球場で
全国デビューする以前の地元での活躍を紹介するVTRの中で
その舞台であるこの岩手県営野球場の映像が再三流れていた
ことによります。
きみは怪物を見たか
松井、松坂、斎藤、雄星 甲子園のヒーローたちの感動物語
岩手のプロ注目の速球投手というと
菊池投手の後輩でもある花巻東高校の大谷翔平投手(3年)が
先日の岩手県営野球場で行なわれた夏の全国高等学校野球選手権
岩手大会の準決勝、対一関学院戦で自身の放った直球が
時速160kmを計測したと話題になりましたね。
そして25日に行なわれる岩手大会の決勝戦、
花巻東高校対盛岡大付戦の舞台ももちろんこの岩手県営野球場です。
初のオールスターゲーム開催に沸く岩手県営野球場ですが、
こちらの試合も全国の注目を集めること必至ですね。
さて今年のオールスターゲーム、この岩手県営野球場で行なわれる
第3戦については昨年の日本製紙クリネックススタジアム宮城で
行なわれたオールスターゲーム第3戦同じく東日本大震災の
復興支援試合という位置づけ。
これは被災地の方々に野球を通じて元気と勇気を取り戻してもらう
という想いからNPBと選手会が一丸となって取り組んでいる企画。
さすがは日本プロ野球選手会、前半戦での疲れた身体もなんのその
大阪から始まり四国から東北への移動日を挟んでの3試合開催なんて
きっとお金のことなんて度外視した今まで応援してきてくれた
野球ファンたちへの恩返しの気持ちのあらわれなのでしょう。
男です、武士です、サムライです。
そんなサムライたちが例えばサッカーのワールドカップのような
野球の国際大会があれば復興支援試合と同じくNPBと足並みを揃え
サクっと参加表明、熱い激闘の末に優勝、野球世界一の称号を
手に入れ被災地のみならず日本全体に元気と勇気を与えてくれる
ことになるのでしょうが残念です。
野球がオリンピックの正式種目ではない以上どうやらそのような
すばらしいアピールの場となる大会は存在しないようですから。
・・・。
それはさておき今年のオールスターゲームは昨年に引き続き
3試合開催と普段お目にかかれない野球場にフォーカスがあたって
野球場ファンの管理人にとっては至福の3日間(移動日除く)ですね。
YAKYUJO.comでは引き続き地方野球場にも力を入れていこうと思って
いますので魅力的な地方野球場を紹介できる日をお待ちくださいね。
それでは明日7/23マツダオールスターゲーム2012、
第3戦@岩手県営野球場お楽しみください!
でわでわ。
いいですねー!
実際に見ると、ホントにセンターと両翼の深さがかなり違いますね。
芝生も今日のためなのか(?)、ちゃんと手入れされてて素晴らしい!!
気になったのは、フェンスのないカメラマン席と、昔ながらのバックスクリーンの芝生と、妙に角度のキツイ内野スタンドです。
あとで、画像を探して、じっくり楽しみたいと思います。
カメラマン席むき出しでしたね!畠山のフルスイングとかふざけんな!状態だったんじゃないかと。
坊ちゃんスタジアムのウォーニングゾーンに引き続きこの岩手県営野球場もファールラインのところは人工芝、内野アンツーカーと芝の切れ目に微妙なズレがある等私の描写ミスがちらほら。。
(^_^;A)勉強しなおします!