※サジク野球場と横浜スタジアムの比較を追記しました。
サジク野球場（韓国）
所在地：韓国・釜山広域市
中堅：118m
両翼：95m
左中間：112m＊
本塁後方：24m＊
グラウンド総面積：12,510㎡＊
＊イラストをもとに算出
激闘の末、巨人の日本一で幕を閉じた日本のプロ野球。
しかし息をつく間もなく次なる戦いアジアシリーズが
11月8日から始まります。
今年は韓国プロ野球がシーリズを初主催し韓国第2の都市、
釜山にあるサジク野球場で行なわれます。
サジク野球場の大きさを横浜スタジアム以外の野球場とも比較する
日本の横浜スタジアムをモデルに作られたこの野球場
サイズ感はもちろんのこと、大きな港のある都市の
どまんなかにある立地も含めて確かによく似ています。
オープンは1985年とそれなりに歴史があり写真を見る限り
ところどころに少しくたびれた印象はありますが
芝の目のデザインなどは凝っていて見た目に楽しい野球場ですね。
そんな特徴的な内外野の天然芝ですがオープン当初は人工芝
だったそうです。それが2006年、固いグラウンドでのケガを
嫌う選手たちの要望で天然芝への張り替えを行なったのだとか。
このことはただただ素直に感心しますね。
日本の野球場で天然芝から人工芝への改修例はいくらでも
ありますが、逆はメンテナンスや興行的にみてなかなか難しいこと。
いやーすばらしい。日本製紙クリネックススタジアム宮城でも
同様の天然芝化への動きがにわかにあるそうですがぜひ実現して
もらいたいものです。
さて肝心のアジアシリーズですが日本代表となった
巨人に優勝を目指してもらうのは当然のことながら
おそらく来年のWBCのメンバーに選出されるであろう
内海や坂本、長野あたりには今大会を「国際大会」の前哨戦
としてとらえて戦ってもらいたいですね。
（阿部はメンバー入りせずゆっくり休んでください）
巨人が入るプールBのその他のチームは開催地代表として臨む
ロッテ・ジャイアンツ、オーストラリアリーグを制したパース・ヒート。
そして順当にいけばプールAを勝ち抜いて決勝で戦うことになるのは
今年の韓国シリーズの覇者であるサムスン・ライオンズですかね。
ロッテにはWBC代表に選出濃厚な打撃の良い捕手カン・ミンホが、
サムスンには今年の最多勝投手チャン・ウォンサム、最多セーブの
オ・スンファン。そして今年の韓国シリーズMVP、WBC代表入りも
熱望しているという日本でもおなじみイ・スンヨプがいます。
パースにはメジャーで活躍するオーストラリア選手を
押しのけてWBC代表に名乗りをあげるような選手こそいませんが
なぜかオーストラリア野球に分が悪い日本野球、おおいにその
戦い方を経験、研究して来年の3月に対戦するであろう
東京ドームで行なわれるWBC第2ラウンドでの韓国戦、
オーストラリア戦への布石にしてもらいたいです。
いずれにせよ日本代表である巨人は昨年初めてアジアNo.1のタイトルを
逃した福岡ソフトバンクホークスの汚名を晴らし、再びアジア野球の
中心が日本にあるということを示してほしいと願っています。
最後にアジアシリーズの日程を巨人の試合を中心にのせておきますね。
予選リーグ・プールB
11/9 読売ジャイアンツ 対 パース・ヒート（豪）
11/10 読売ジャイアンツ 対 ロッテ・ジャイアンツ（韓）
決勝戦
11/11 プールA1位 対 プールB1位
でわでわ。