スタルヒン球場（旭川市花咲スポーツ公園野球場）
所在地：北海道旭川市
中堅：120m
両翼：95m
左右中間：113.5m＊
本塁後方：20m＊
グラウンド総面積：13,337平方メートル＊
＊イラストをもとに算出
２０１３年公式戦が開催される地方球場（４月編）はこちら
２０１３年公式戦が開催される地方球場（５月編）はこちら
今シーズン公式戦が開催される地方球場
６月は全１０ヶ所もの地方球場で公式戦が開催される
怒濤の１ヵ月のため全３回に分けて紹介していきますね。
それでは前編のまずは冒頭の北海道旭川市のスタルヒン球場
ここは７０年以上の歴史を持ち
ロシア出身にして旭川育ちの大投手、スタルヒンの名を冠した
あまりにも有名な地方球場ですね。
北海道にある地方球場と言えばかつて行われていた
巨人の「北海道シリーズ」の印象が強いんですが
近年は北海道に移転してきた日ハムのフランチャイズ球場的な
使われ方で毎年数試合の公式戦が開催されています。
そんなスタルヒン球場ですが今年は昨年まで違い
念願の照明設備が整いナイターが開催可能になり大きく
生まれ変わりました。
確かに毎年日ハムが平日の昼間にここで公式戦をしていて
「なんで平日デーゲーム？」と思っていましたが納得です。
そんな記念すべき日本最北の地でのナイター開催の日程は
お、もう明日じゃないですか
6/2（日）18:00 北海道日本ハムファイターズ対横浜DeNAベイスターズ
6/3（月）18:00 北海道日本ハムファイターズ対横浜DeNAベイスターズ
8/13（火）18:00 北海道日本ハムファイターズ対オリックスバファローズ
8/14（水）18:00 北海道日本ハムファイターズ対オリックスバファローズ
歴史的な瞬間に駆けつけられる人はぜひ！
マスカットスタジアム（岡山県倉敷スポーツ公園野球場）
所在地：岡山県倉敷市
中堅：122m
両翼：99.5m
左右中間：116.1m＊
本塁後方：20m
グラウンド総面積：14,374平方メートル＊
＊イラストをもとに算出
続いて岡山県倉敷市にあるマスカットスタジアム
開場以来数々の公式戦やオープン戦、
また中日、阪神、楽天などの秋期キャンプなどが行われてきた
非常に知名度の高い西日本を代表する地方球場です。
中日？阪神？楽天？
なにか共通項があるような？
分かる方は分かるかと思いますがこの３チームが
ここで秋期キャンプを行ったときの監督はいずれも
地元倉敷市出身の星野仙一氏のときですね。
マスカットスタジアムと星野監督の関係は
端から見ていても相当な蜜月っぷりで将来的に
「星野仙一スタジアム」にでも改名するのでは？？（^Y^;）
そんな今年のマスカットスタジアムでの公式戦は
6/5（水）阪神タイガース対埼玉西武ライオンズ
楽天はオープン戦は行えど公式戦開催は無しなんですね。
それはそれで寂しい気がするので秋、春から成長した姿を
岡山のファンに見せつけられるよう来年以降は日程を組んで
もらいたいです。
しまなみ球場（広島県立びんご運動公園野球場）
所在地：広島県尾道市
中堅：120m
両翼：96m
左右中間：120m＊
本塁後方：18.4m＊
グラウンド総面積：13,842平方メートル＊
＊イラストをもとに算出
前編の最後は広島県尾道市にあるしまなみ球場
こちらは２００２年にオープンした比較的新しい地方球場
なんですが誕生した成り立ちが非常におもしろいです。
大きくふくらんだとても深い左右中間のフェンス形状
どこかで見たことありませんか？
そうです阪神甲子園球場にそっくりなんです。
それもそのはず、このしまなみ球場は２０００年前後の
当時の甲子園の大きさと形をそっくりそのままにまねて
作られた「クローン甲子園」なんです。
なんでもここ最近高校野球の世界で甲子園での結果が
残せていない広島県勢の強化のためだとか。
残念ながら本家の甲子園は２００７年以降に
ファールグラウンドの縮小を伴う大改修を行ったので
今日では完全なクローンと言えませんが外野守備などの
面においては確かにここで試合感を掴んでおけば
本番でかなり役には立ちそうですよね。
そんなしまなみ球場での公式戦日程は
6/6（木）広島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズ
調べてみると開場以来オープン戦を含めて
阪神はここで試合を行っていないみたいですね。
来年以降にぜひ広島対阪神戦を開催して
阪神の選手から感想を聞いてみたいです。
さてさて、次回の中編では
・群馬県前橋市の「上毛新聞敷島球場」
・長野県長野市の「長野オリンピックスタジアム」
・福島県郡山市の「郡山総合運動場開成山野球場」
あたりを取り上げてみたいと思います。
でわでわ。