ロッド・カルー・スタジアム
所在地:パナマ・パナマ市
中堅:約121.9m
両翼:約97.8m*
左中間:約117m*
本塁後方:約18.3m*
グラウンド総面積:14,127㎡*
*イラストをもとに算出
いよいよ明日、現地時間15日からWBC本戦へ向けた予選3組と
4組の戦いがそれぞれ中米のパナマと台湾で始まります。
今回はその参加国と開催地をおさらいしておきましょう。
特に予選第3組の勝者は日本が入った本戦第1ラウンドA組に
エントリーされる可能性が高く要チェックですよ。
そんな注目度が高いパナマでの予選3組の開催地が冒頭の
ロッド・カルー・スタジアム。色が薄めのアンツーカーが
覆った広いファールゾーンが印象的ですね。
1999年にパナマの国立スタジアムとして建てられたこの野球場
2004年には同国のスターにしてMLBの野球殿堂にも名を連ねる
”安打製造機”ロッド・カルーの名前を冠した収容27,000人を
ほこる中米を代表する立派な野球場です。
今年の8月には今回の予選開催にむけて芝の全面張り替えも
行い準備も万全の様子。
http://groundskeeper.mlblogs.com/2012/08/31/wbc-qualifier-sites-preparing-for-games/
そんな予選3組の参加チームは
ブラジル コロンビア ニカラグア パナマ
ブラジルが1枚落ちるかなといった感じはしますがいずれも何人かの
メジャーリーガーや日本野球関係の選手を抱える4チームで激戦が必至。
特にマーリンズのカルロス・リー、フィリーズのカルロス・ルイス
などを擁し、唯一WBC本戦出場の経験がある地元のパナマが有利か。
ちなみに日本でパナマの野球選手といえばズレータ(元ロッテ)
ですが、現在はアメリカでのバッティングセンター経営が忙しく
メンバー入りはしない模様(笑)
それはさておき、この中の1チームが来年本戦で対戦する
可能性が高いということはサムライジャパンの偵察メンバーは
誰か現地入りして予選を視察するんですよね?
キューバとのチャレンジマッチがあるからスコアラー含めて
誰も行かないなんてことはやめてくださいよ・・・
新荘野球場
所在地:台湾・新北市
中堅:約121.9m
両翼:約99.1m
左中間:約115.8m*
本塁後方:約19.8m*
グラウンド総面積:12,682㎡*
*イラストをもとに算出
続いて予選4組の開催地である台湾の新荘野球場。
台湾の野球場といえば本戦第1ラウンドC組の開催地であり
星野ジャパンが北京オリンピックに向けた予選を戦った
台中インターコンチネンタル野球場がおなじみですが
ここ新荘野球場も近代的で芝が美しいすばらしい野球場です。
http://groundskeeper.mlblogs.com/2012/11/01/new-taipei-city-stadium-prepares-for-2012-wbc-qualifier/
こちらも予選に向けて準備は万全の様子。
そんな予選4組の参加チームは
ニュージーランド フィリピン タイ 台湾
台湾は勝てば来年再びホームで開催される
本戦第1ラウンドC組へのエントリーされることが濃厚のため
是が非でも負けられない戦いです。
ナショナルズの王健民、オリオールズのチェン、日本ハムの
陽岱鋼などが代表入りを辞退したことが台湾にとっては
痛手ですがアジア野球の第三極として実績は充分なので
予選突破に向けて特に支障はないはず、
だったんですが少し不安材料が・・・
なんとタイ代表に前インディアンス、レッドソックスや
ヤンキースなどでもプレーしたデーモンがメンバー入りです!?
なんでも彼の母親がタイの方だそうで。
これはかなりおもしろい存在になりそうですね。
あとフィリピン代表。参加を打診していたフィリピン人を母にもつ
サンフランシスコ・ジャイアンツのリンスカムこそさすがに不参加
になりましたがアメリカのマイナーで活躍する選手を集めていて
こちらも台風の目になりそうで目が離せません。
いずれにせよ予選4組が盛り上がってアジア野球のレベルが
高くなることは喜ばしい限りですね。
長くなりましたがすでに終了している予選1組と2組の
開催地の情報と本戦出場を決めたチームを簡単に
WBC 2013 予選1組開催地
ロジャー・ディーン・スタジアム
所在地:アメリカ・フロリダ州ジュピター
中堅:約121.9m
左翼/右翼:約102.1m / 約99.1m
左中間/右中間:約117.3m* / 約114.4m*
本塁後方:約15.8m*
グラウンド総面積:13,004㎡*
*イラストをもとに算出
予選突破国: スペイン
ロジャー・ディーン・スタジアムの大きさを他の野球場と比較する
WBC 2013 予選2組開催地
アーミン・ウルフ・アリーナ
所在地:ドイツ・バイエルン州レーゲンスブルク
中堅:118m*
両翼:98m
左右中間:104.8m*
本塁後方:17m*
グラウンド総面積:10,832㎡*
*イラストをもとに算出
予選突破国: カナダ
どうやら今年の野球にシーズンオフはありませんね。
来年のWBCを100%楽しむためにもみんなで世界中の野球に
没頭しちゃう冬にしちゃいましょう。
でわでわ。